交通事故の慰謝料の請求を弁護士に依頼するメリットと手順|交通事故の無料相談なら【マンガ交通事故相談】

交通事故の慰謝料を弁護士に依頼するメリットと方法をお伝えする前に、そもそも、交通事故で請求できる慰謝料とはどのようなものがあるのかについてご紹介しましょう。交通事故の慰謝料は、大きく次の4種類に分けることができます。

自賠責保険は、交通事故の被害者の最低限の救済を目的とした保険です。そのため、自賠責保険の補償範囲は限定的です。また、交通事故の「被害者」の救済を目的としているため、「加害者」に対しては保険金が支払われることはありません。

交通事故で負った怪我が原因で入院しなければいけなくなった場合に、発生する慰謝料です。

慰謝料は、4,200円×入院した日数で計算されます。

むちうちや身体に何らかの違和感がある場合に請求できる慰謝料です。後遺症の慰謝料は、弁護士に慰謝料請求を頼む場合は、等級によって金額が変わってきます。

本人が死亡してしまった場合に支払われる慰謝料です。慰謝料の内容は、本人の仕事内容やプライベートの状況によって異なります。

交通事故によって、車が傷ついたり壊れたりしている時に請求できる慰謝料です。自動車損害請求（自賠請求）と呼ばれます。自賠請求は、加入している保険の種類によって異なります。

自賠責保険は必ず加入しなければいけない保険です。もし加入していない場合は、免許停止と1年以下の懲役または50万円以下の罰金になります。自賠責保険は、交通事故の被害者になった場合に適用されます。

自賠責保険の補償金の金額は以下のとおりです。

任意保険は、加入しておけば、加害者になった場合も被害者になった場合も、補償金がもらえる保険です。さまざまな種類があるので、事故の状況に合わせて使い分ける必要があります。

万が一事故に遭ったときの保障が欲しいという方は、任意保険に加入しておくことをおすすめします。

交通事故に遭った際に慰謝料請求を弁護士に依頼するには、弁護士事務所を探して依頼するだけで大丈夫です。

弁護士に依頼するには、事故を証明できる書類や印鑑、診断書などが必要になりますので忘れないように注意しましょう。

交通事故に遭ってしまった際に、弁護士に慰謝料請求を行ってもらうための手続きには、次の5つのステップがあります。

交通事故に遭ったら、その場で警察に連絡しましょう。警察に連絡すると現場検証と事情聴取が行われます。事情聴取は慰謝料の金額を左右するので、しっかり主張しておくことが大事です。

警察の現場検証の結果、物損事故（物だけ壊れている事故）なのか、人身事故（人が怪我をしている事故）なのか判断されます。
物損事故の場合は車の修理代だけしか請求できませんが、人身事故の場合は修理代に加えて慰謝料として治療費や通院費も含まれるので、少しでも異常がある場合は、人身事故に切り替えてもらいましょう。

人身事故に切り替えるには、指定された警察署に「人身事故に切り替えたい」という旨を事前に伝えたうえで、警察に病院からもらった診断書を提出しましょう。事情聴取の際には、診断書と印鑑が必要なりますので、忘れずに持っていきましょう。

通院して治療を受けます。多くの場合、人身事故は数時間から数日後に痛みが出るので、事故後に少しでも痛みや違和感があれば、すぐに診察を受けて通院を始めましょう。

相手の保険会社と具体的な慰謝料の金額について交渉していきます。もし、交渉内容に納得がいかないときは、納得いくまで交渉していきましょう。

示談交渉で決定した慰謝料の金額が振り込まれて終了です。
このような流れで、交通事故の慰謝料が振り込まれます。

交通事故に遭ってしまった際に、慰謝料請求を弁護士に依頼することにはメリットがあります。

今回は、3つに分けてメリットをご紹介します。

弁護士は交渉のプロなので、示談をスムーズに行うことができます。
裁判になった場合も、味方になってくれるので安心です。

弁護士基準の慰謝料の金額は、通常の倍近くの金額です。
弁護士基準が適用されるか確認してみましょう。

①でも触れたように、交渉に必要な書類や手続きは弁護士が行ってくれます。ですので、治療に専念することができます。

いかがでしたでしょうか？
交通事故に遭った際に、弁護士に慰謝料を請求するメリットや手順についてご紹介しました。

弁護士に依頼をするための費用こそかかりますが、交通事故の示談は弁護士に依頼した方が取り分も増えるのでおすすめです。